2014年1月31日金曜日

マトリックス(1999年~)



マトリックス
1999年に『マトリックス』、2003年に『マトリックス リローデッド』、『マトリックス レボリューションズ』が公開された。
監督・脚本はウォシャウスキー兄弟。主演、キアヌ・リーブス。
1999年のアカデミー賞で視覚効果賞、編集賞、音響賞、音響編集賞を受賞。


これ公開されたのって、15年前なんですね…。びっくり。
先日、改めて3作いっきに鑑賞。15年前なんですか?!これ本当に。っていうくらい全然古くなっていない。むしろ今観ても全然新しい!

マトリックス公開時の15年前以降、ネットやコンピューターがの世界が急成長して、これだけ一般的になった今観ると、なんというか、ここからネットやコンピューターの発展が始まったんじゃないかと錯覚するくらい。
それに当時は、ネットの世界自体が成長過程だったから、仮想現実ということに、ピンときてなかったけど、今なら実際に仮想現実までいかないにしても、ネットの中にもう一つ世界があるような現実になってきてるし、抵抗なく理解できた感じがします。

でも、やっぱり15年前という時代を感じるのは、コンピューターの暴走という点では、あの頃いつかくるネットやコンピューターの世界を予見していて、でもまだ確かではない未知な感じの表れなのかなと感じました。
コンピューターとの戦いが銃撃戦だったり、カンフーだったり、すごい斬新だよね(笑)。と、思いつつ、なんだかんだ言っても、あのVFXはものすごくかっこいいです。それこそ、VFXなんてここ15年でいっきに進化したと思うんだけど、その中で全然古くなってないってものすごいことだと思うんですけど!

実際、今はもうネットやコンピューターが身近にあるから、こういう作品は作れないんじゃないかなと思います。想像力に現実が追い付いてきたから。時代性を反映しつつも、古くならない映像で、結局今はもう想像しなくなった世界を描いているから、今見ても古くなることはないのでしょうか。


確か、2003年に『マトリックス リローデッド』、『マトリックス レボリューションズ』が続いて公開された時、プロモーションがすごくて(最近でいう『レ・ミゼラブル』みたいな)、もう見なきゃ!みたいな感じになったことを覚えています。『マトリックス レボリューションズ』を劇場で観る前日、慌てて前の2作を見直したんだよな。

15年という月日を改めて振り返ると、その中で『マトリックス』という映画は、いろんな意味で転換期だったように思えてきました。

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