2014年1月3日金曜日
モテキ(2011年)
『モテキ』
原作の久保ミツロウが映画のために、ドラマ版の1年後を舞台に完全オリジナルストーリーを描き下ろした。
ドラマ版同様、主演・森山未來、演出脚本・大根仁。
長澤まさみのかわいさを見るためだけに、見てもいいんじゃないかっていうくらいかわいい!女目線で見ても魅力的すぎる、殺人的かわいさです。はい。
原作漫画もおもしろいし、監督は大根さんだし、キャストすばらしいので、まちがいなくおもしろいんだけど、予想をはるかに超えるおもしろさで、見終わった後のテンションやばかった…。
(公開時レイトショーでひとりで観て、おもしろすぎてテンションを共有したくて、感想を話すためだけに友達に会いに行ったんだよね)
幸世のめんどくささは、あいかわらずなんだけど、モテキのおもしろさって、悩んだり、泣いたり、喜んだり、うじうじしたり、もやもやしたりって言う、恋したときのめんどくさい感じをみんながしてるっていうところ。
みんながみんな恋する時のダサイ感じになっちゃってる。現実もそうだよな〜って、誰かのダサさにちょっと共感したり、切なくなったりするんだけど、テンポの良さと、ダサさの出し方がうまいから、自分もダサイ側にいた経験があっても人のダサさには思わず笑っちゃってるんだよね。
かっこつけてる墨さんですら、ダサイもんね(笑)。
好きになってくれる人とか、好きになったら幸せだって分かってる人を好きになれなかったり、好きになっちゃダメなのに好きになってたり、理由もないのに好きになっちゃダメな気がしたり、理由もないのに好きになってたり、自暴自棄になったり、思いが暴走したり、大人になろうとしたり。
そうそう、恋ってダサイんだよね。必死の恋って、端から見るとめちゃめちゃ滑稽になってしまう。でも、いいよね。そのダサさいいよね。そう思える映画です。
うん。いいはずなんだよね。恋って。
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