2014年1月7日火曜日

間宮兄弟(2006年)



間宮兄弟

江國香織の同名小説を原作とした日本映画。監督/脚本・森田芳光、出演・佐々木蔵之介、塚地武雅(ドランクドラゴン)。

佐々木蔵之介と塚地武雅が兄弟を演じる。間宮兄弟と彼らを取り巻く人たちの日常の物語。

ゆるいです。でも、笑えてほっこり癒される映画。
こんな仲が良い同性の兄弟いないだろうと突っ込みつつも、対照的に描かれるナオミとユミの姉妹もやはり仲が良いので、同性の兄弟ってこんな感じなの?と羨ましくなってきたり。
間宮兄弟だけだと、突っ込みどころ満載でしかなかったけど、ナオミ&ユミ姉妹を描くことで、恋や異性との関係でつまずいても一緒に笑える「相方」としての兄弟として羨ましさが湧いてきたのかもしない。

本当に仲良いんだよね(笑)。同性の兄弟がいないから、分からないんだけど、一番の親友という感じなのかな。

仲の良さは置いておいても、間宮兄弟の生活は嫌いじゃない。カレーパーティー(私は、カレーは嫌いので、食べ物イベントという意味で)とか、浴衣でゲーム大会、家で映画館ごっこなど…家族とではなく、恋人とやったら楽しそうだなという想像で(笑)。
毎日、反省会したり、いろいろ考えすぎなところもあるけど、ふたりの焦らず、丁寧に暮らしている感じは、すごく好きです。憧れます。


あと、この映画の沢尻エリカと北川景子のかわいさは、ハンパない!
割と派手な役のイメージをしがちだったけど、普通のかわいさがハンパない。北川景子演じるユミが、校庭で塚地演じる弟・徹信に後ろからハグして「これは愛じゃないよ。友情の抱擁だよ」というシーンは、女から見てもノックアウトされた…。


他にも、お母さん役に中島みゆきや、徹信の同僚に常盤貴子などが出演しており、どの役柄もとても魅力的で愛おしい人たちです。


あ、この映画観ると、すごくモノポリーしたくなるんだよな。

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