『告白』
湊かなえによる同名のベストセラー小説の映画化。監督中島哲也、主演松たか子。
第34回日本アカデミー賞では最優秀作品賞・最優秀監督賞・最優秀脚本賞・最優秀編集賞を受賞。
ひさしぶりに再鑑賞したんだけど、やっぱり面白い。
もともと原作を読んでいて、原作も面白くて確か1日で読み切って、映画も最初見たとき、興奮して、劇場出てテンション上がったままで困ったんだもの。
今回は落ち着いて見れました。
淡々と続く独白、挿入されるスーパースローや早回しの映像、バックに流れる音楽と、全てが刺激的。
物語自体も淡々としていて、あまり波はない。
いや、物語の内容には波はあるんだけど、流れのようなものは終始一定のペースを保っているから、あっという間に時間が過ぎている。
複数視点の独白で進む小説、ミステリーが好きなんだけど、これはそれが成功してる映画だと思う。
そういう映画なかなか見つけられないんだけどね。
最後の体育館の優子先生と修哉のシーン〜研究室のシーンは、初見時は原作のイメージが残っていたから違和感があったんだけど、今回はそんなに気にならなかった。
あのシーンは、原作にはなくて、監督が追加した意図みたいなことを何かで話していたような。気になる。
それにしても、あの独白はものすごく演技力が問われるんだろうな。
そして橋本愛の驚異的なかわいさと言ったら!当時中学生?かわいいと言うか、美しい。
今より美しいんじゃないだろうか。
そういえば、中島監督で実写化されるはずの「進撃の巨人」はやっぱり頓挫したのかしら。
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