2014年8月19日火曜日

アポロ13(1995年)


アポロ13

主演:トム・ハンクス、監督:ロン・ハワード。

どんな困難な危機であっても、人類の英知の前に不可能がない事を知らしめた、あまりにもドラマティックな実話を遂にハリウッドが映画化。1970年4月、月へ向けて打ち上げられたアポロ13号に爆発事故が発生。その絶望的な状況の中、ヒューストン管制センターでは3人の乗組員を無事地球に帰すため、必死の救出作戦が展開されていた…。(以上、Yahoo!映画


宇宙博、TenQ、現代美術館 ミッション[宇宙×芸術]と、宇宙づいている夏だったので、
その流れで鑑賞。


3つの展覧会を見て思ったけど、宇宙とざっくり言っても幅広いわけで(幅広すぎる!)、
宇宙開発とその技術、宇宙開発の歴史、天体などの宇宙そのもの、天体と言っても地球からの観測と宇宙からのもあるわけだし。

アポロ13』は技術かな。
もちろん実話ということで、歴史でもあるんだろうけど。



なにがおもしろいって、数人(アポロ13号では3人)が宇宙に行くために、
そして帰ってくるために、何百人の人が関わっているということ。

その何百人の中には、宇宙に行きたかったけど行けなかった人もいれば、
見守ることしかできない人もいる。

でも、地球を飛び立った宇宙飛行士をみんなが帰ってくることを待っている。



なんとなく頭では理解していたけれど、「行った」ものが「帰ってくる」ということがいかに重要か。
そして、宇宙に「行って」そして、「帰ってくる」ことが、いかに大変かということを思い知った。

なにより「帰ってくる」ことを待ち、全力で奮闘している人たちがいること!



個人的にはケンがすごくよかった。
宇宙へ行けなかったことで、くさってたけど、彼にしかできない仕事をした。

宇宙へは宇宙飛行士だけが行くんじゃなくて、もっともっと大勢の人が行くんだね。




で、やっぱり過去の事故とかもあったり、逆に過去に成功したからと飽きられたりあるけど、
「宇宙へ行って帰ってくる」それがくれるものの大きさといったらはかりしれないものがあるなと。



宇宙博やらいろいろ見て、一番の感想は
「宇宙もすごいけど、よくわかってもいない宇宙に行こうとする人間がすごい」だった。

やっぱり、宇宙はよくわからないけど、
それを相手に奮闘している人間がすごいわ。

そんなに人間を本気にさせる宇宙はやっぱりどうしてもすごいんだ。




なんだか、暑苦しくも宇宙への思いを語ってしまったけど、
そういう今まで言葉にできなかった「すごい」部分を、しっくりとさせてくれたのが、
この『アポロ13』だったな。


あと、あの危機的状況でみんながそれぞれのポジションで機転を利かせて乗越える物語好きなんだよね。





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