2014年11月10日月曜日
フォレスト・ガンプ/一期一会
『フォレスト・ガンプ/一期一会 』
頭は少し弱いが、誰にも負けない俊足と清らかな心をもった男フォレスト・ガンプの数奇な人生を、アメリカ現代史と重ねて描き出していくヒューマンドラマ。
監督は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のロバート・ゼメキス。主演にトム・ハンクス。知能指数が人よりも劣っていたが、母親に普通の子どもと同じように育てられたフォレスト・ガンプは、小学校で優しく美しい少女ジェニーと運命的な出会いを果たす。俊足を買われてアメフト選手として入学した大学ではスター選手として活躍。卒業後は軍隊に入り、ベトナム戦争で仲間を救って勲章をもらい、除隊後はエビ漁を始めて大成功を収める。しかし、幼い頃から思い続けているジェニーとは再会と別れを繰り返し……。第67回アカデミー賞で作品賞ほか6部門を受賞。ハンクスは前年の「フィラデルフィア」に続き2年連続で主演男優賞を受賞した。(以上、映画.comより)
「今、目の前にあるものに対して、ただただ一生懸命取り組む」
そんな感じのお話だった。
(ちょうどNHKでやってた嵐のドキュメンタリーで、大野君が同じようなことを言っていたというエピソードがあって、それに感銘を受けたせいも否めないけど。)
とにかく出会う人、起きたことに、ただまっすぐに向き合う
フォレスト・ガンプの姿は、ごちゃごちゃ考えるばかりの自分には突き刺さった。
フォレスト・ガンプのまわりの人たちも、そんな姿に動かされたんだろうね。
自分の力の及ばない何かに、流され流される展開は『LIFE!』(2013年)にも通じるところがあると感じた。
主人公が主体的に、動くっていうよりは、あれよあれよって感じとか。
個人的には、フォレスト・ガンプの方が、俄然好き!!
動こうとして、一歩踏み出すなんて、正直そうそうないし、できないし、やらないし。
でも、目の前にあるものに対して真摯に向き合う。
自分の壁を壊そうとか、一歩踏み出そうとか、そんな欲ものなく、
来たから、打ち返す。それこそ、ピンポン玉のように。
そういう姿勢が、ちょっとずつ知らない世界に繋がっているんだろうな。
まっすぐすぎて、クスッと笑える。
なかなかいい笑い。
ベンチでおばあちゃんが、「あなたの語りがうまいから」って言うけど、
うまいよねーまじで。
心地いい語りだよねー。
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